産直センター 潟の店

TEL0185-22-4141 FAX0185-22-4142 営業時間 4月〜10月 8:00〜18:00 11月〜3月 9:00〜17:00 定休日1月1日・2日

生産者からの声

第3回目「生産現場を見る」

ハウス内
※ハウスの中に遮断シートをつけています。
 ついていてもハウスの中は暑かったです。
 長い長い冬が終わり春を迎え、夏野菜の育成・収穫に向けて大潟村の生産者達は今日も仕事に熱が入ります。
 現在、潟の店では夏野菜で売り場も充実して参りました。
 年間通して最も野菜が充実するのが、夏から秋にかけて。
 そのため従業員もこの時期が一番楽しみです。

 さて、今回取材に応じてくれた農家さんは御夫婦で迎えてくださいました。
 お2人で育成から収穫までの一連の作業をこなしているにも関わらず、屋内と屋外の畑を合わせてなんと10種類以上の野菜を栽培。
 そこから同じ種類の野菜でも品種別で栽培しているのを合わせると20品目以上になるでしょうか?!驚きです。

 まずハウスに案内していただいて感じたのは“暑さ”です。
 ハウスでの作業は暑さとの闘い。
 この日はそこまで気温は高くありませんでしたが、ハウス内の体感温度は優に40度を超えておりました。これが猛暑日での作業となるとサウナと変わりありません。
 ただそこにいるだけで汗が噴き出てくる、そのような状況です。
 やはり農家は生半可な体力と覚悟では決して務まらないという事を痛感致しました。
 ハウス内の温度はボイラーと遮光シートで調整しております。

収穫間近のアイコ

※収穫間近のアイコ。

 ミニトマトはアイコとプレミアムルビーという2品種を栽培。
 どちらも人気品種で、甘味と酸味のバランスの良い「昔ながらのトマト」といったところでしょうか?皮が少し厚めで割れにくいため安定して出荷できるのが魅力なのだとか!
 きゅうりは夏すずみとフリーダム。大潟村ではこのフリーダムという品種の、イボなしのきゅうりが主流になってきているようです。

色が付く前のパプリカ
※ピーマンではなく“パプリカ”です。これから色が付きます。

 取材をさせていただくと毎回、驚きや発見があります。
 パプリカは最初からあの鮮やかな赤色や黄色が付いているわけでなく、大きくなって収穫の直前にやっと色が付き始めるそうです!これは目から鱗でした。
 ちなみに、パプリカは11月頃まで収穫できるそうですよ。

 スーパーテクニックも披露してくれましたよ!
 野菜と野菜のわずかな隙間に、なんとセロリを植えておりました。
 セロリは直射日光に弱いため、葉っぱの大きくなるナス等の夏野菜を植え、そこにできる日陰を利用する事で上手に育成できるそうです。
 教科書には載ってない、これぞ長年の経験から生まれたテクニックといったところでしょうか?

 野菜を栽培するうえで避けては通れないのが“連作障害”と呼ばれる現象。
 連作障害とは、同じ場所に同じ種類の野菜などを繰り返し栽培すると起こる、発育不全や病気などが出やすくなる障害の事で、様々な原因が考えられるそうです。
 特に夏野菜に多く見られる障害のようで、ナス・ウリ・マメ科に顕著に表れるとか。
 一般的な対策は接ぎ木苗による方法。
 接ぎ木苗とは、病害に強い種類を台木として、それに普通に栽培される苗を接いだ苗です。
 一般の苗よりも値段は高くなるのだとか。
 こちらの農家さんでも毎年接ぎ木苗を取り寄せて対策しているそうです。

 きゅうりやナス等の野菜は曲がってしまうと商品価値が落ちてしまいます。
 対策としては、実の下にできる余分な葉をこまめに摘んでやる事だそうです。
 「曲がってしまっても味や品質が落ちるわけではありませんが、野菜を1つの商品として見たときに、やはり見た目も重要視し育成していかなければなりません」と仰っていました。
 育成から収穫までではなく、育成から販売までを見据え栽培されている事に私は驚きを隠せませんでした。
 このような農家さんの見えない努力があるからこそ、売り場に完成された商品が陳列され私たち従業員がお客様に自信を持って販売できるのだなと改めて感じた取材となりました。

サニーレタスの収穫

※サニーレタスの収穫。

収穫間近のオクラ

※これも収穫間近のオクラ。
オクラって上に向かって大きくなるんですね。